デュオ ハヤシ国際コンクールとは


コンクールは世界中に沢山ありますが、デュオだけを対象にしたものはきわめて少ないと思います。

このコンクールではテクニックのある二人が、ただ合わせるというのではなく、スコアをよく研究していること、二人で作曲家が考えているような一つの音楽を作ろうとしているか、ということが大事です。それには多くの時間と熟練を必要とするので、年齢制限が高くなっています。

地道にコツコツと続けているデュオの方たちに、特に受けていただきたいです。

デュオ ハヤシ略歴

 林俊昭(チェロ)と林由香子(ピアノ)は桐朋学園音楽科で出会い、73年よりデュオとして活動を始める。 77年に渡欧し、世界的な巨匠として名高いプリース、ナヴァラ、フルニエ、ヤニグロの各氏に師事。 80年、ローマのサンタ・チェチリア音楽院室内楽科を満点の成績で卒業後、イタリアを中心に60以上のコンサートで活躍。 2枚のCDがイタリア一流音楽誌の最高評である5つ星を獲得。 その間、トラッパニ国際、ヴィットリオ・グイ国際室内楽、セルジョ・ロレンツィ国際室内楽などの国際コンクールにおいて優勝、入賞。

 87年に帰国後も「デュオハヤシ」でヨーロッパへの演奏旅行や、イタリア・マルケ州でマスター・クラスを毎年行う。 2011年には、長年のイタリアでの活動を賞して、フェルモ市より「ジョルダニロ」賞を授与される。 2013年よりチェロとピアノ、ヴァイオリンとピアノの二重奏のための「デュオハヤシ国際コンクール」をイタリアのサンタ・ヴィットリア・イン・マテナーノで3年ごとに開催。

 林俊昭はイタリアでローマ合奏団および国立サンタ・チェチェリア管弦楽団のチェロ奏者として活躍。 87年に大阪フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者に招かれたため帰国(95年まで在籍)し、東京芸術大学チェロ科講師、日本(大阪)センチュリー交響楽団特別首席チェロ奏者を経て、現在は徳島文理大学教授、東京芸術大学室内楽科講師、紀尾井ホール室内管弦楽団団友、澤カルテットのメンバーでもある。